国内液晶テレビの衰退
シャープの液晶テレビを回収すると古い機種はパネル枠に「世界の亀山モデル」というステッカーが貼ってあります。
今回生産をやめるのは亀山(三重県)ではなく堺市の工場ですが、液晶テレビといえばシャープという時代がありました。
未来の市場の予測を見誤ってしまうと大企業でも失敗するという例ですが、それはシャープだけでなくテレビでいうとSONYも過去に失敗しています。
SONYはブラウン管テレビにおいて画質がいいと定評があり、そのためブラウン管の研究開発につきすすんだため液晶テレビへのシフトが遅れてしまい液晶テレビ市場で苦戦したときいています。
テレビの世界におけるシェアでいくとだいぶ前から韓国メーカーに首位を奪われていますが、この仕事をしていてその実感はまったくピンときません。
私のおおざっぱな感じでいくと回収するテレビのメーカーは東芝が一番多く、次いでシャープ、Panasonic、SONY、日立、三菱でその次くらいにLGでしょうか。
サムスンは1年に1台も回収するかどうかです。
おそらく日本国内市場には韓国メーカーが進出できていないと思います。
わたくし日本人としては日本国内メーカーに頑張っていってもらいたいです。
ただパソコン関係はDELL(米国)やASUS(台湾)など海外のものを多く使っています...
2024年07月14日 07:01